看護師免許取得ルート(短期大学(3年)ルート)
『高校(3年)→短期大学(3年)→国家試験』
看護師資格を取得する人の約5%がこのルートを通るのですが、「高校卒業後に3年制の短期大学に進学し、卒業後に看護師国家資格を取得する」というルートです。
専門学校ではなく短大に進学するというのにも多くのメリットが存在します。例えば、専門学校ではより専門的なカリキュラムとなっていますが、短大では看護科を専攻していても、一般教養や専門科目以外の科目もあり、幅広い知識が修められるのが特徴です。
さらに、看護師資格を取得した後も、短大が系列の病院に紹介してくれることが多くなっているので、就職先にも困らないというのが一番のメリットになっています。
近年では、短大を卒業して国家資格を取得した状態でも、大学へ進学するという傾向になりつつあり、最初から短大を受けずに、看護系の学部のある大学に進学するケースが増えてきています。
そのために、近年の看護師というのは高学歴になっていて、全体の7割近くが「大卒」という経歴を持っている看護師になっています。
また、就職の際にも専門学校卒よりも、短大卒よりも大卒の方が、給与面でも昇給面でも優遇されることが多いために、将来的なことを考えたときに大学を卒業してから就職するという看護師が増えてきているようです。
他にも特徴としては、看護師になるために短大に入学したけれど在学中にやりたいことが変わって、卒業後には違う職種に付くことが多いのも短大の特徴となっています。専門学校とは違い、色々な分野の知識が入れられるので、選択肢が広がるのも短大のメリットの一つです。
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