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看護師に必要とされている適性

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どの職業にも「合っている」とか「合っていない」とかの「適性」ということをよく聞きますが、最初から「適性がある人」というのは、ほんの一握りの存在です。

看護師になるためには教育機関で2年~4年の教育を受けますし、看護実習だってあります。病院などに就職が決まれば研修期間というものもあります。これらをやってみて、初めて「自分には合わない」ということになります。

よく「看護師の人間関係が合わない」という人がいますが、どんな職業をしていても、それが「仕事」である限りは誰かと接していないと仕事になりません。なので、人間関係が悪いというのは、職場の空気が悪いか、あなた自身に問題があるということが多く、それは「適性」とは別の問題になりますので、「看護師に必要とされる適性」というものはありません。

プロ野球選手などのスポーツ選手でも「運動が出来る」という適性があるように思えますが、彼らでも10年以上野球を続けてきて培ってきた努力でその職業をやっているのですから、最初から適性がある人間なんてほとんどいないのです。

主任以上の経歴などを持っていて初歩的なミスをするのなら問題ですが、研修期間中や新人の頃はミスをするものです。そして、それについて先輩の看護師から怒られることによって成長していき、次世代に受け継がれるようになるのです。なので、最初はミスをしても良いとは言いませんが、誰でもミスをしますし、失敗するものです。

最初から「適性がないから」というように諦めていては何も出来ない人間になってしまいます。


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