認定看護師
認定看護師というのは、専門看護師と似ているのですが、特定の分野での専門的な看護技術や知識を持っていると認められた公的な資格となります。
認定看護師の特定の分野というのは21分野あり、資格の受験をするためには3つの条件があります。
1.助産師、看護師、保健師のいずれかの資格を有していること
2.実務経験が5年以上あり、受験したい分野での実務経験が3年以上あることこの2つをクリアしていると、認定看護師になるために受講しなければならない教育課程の、「入学選抜試験」を受験することが出来ます。そこで見事合格することが出来れば、
3.6ヶ月(600時間以上)の認定看護師の教育課程を受けること
の条件をクリアすることが出来るので、教育課程の最終段階で、「認定看護師認定審査」を受けて、それにも合格することで初めて資格を取得することが出来ます。
認定看護師の資格も5年で切れてしまいますので、5年ごとに更新審査を受けなければなりません。認定看護師の資格を受験するという看護師は年々増えてきていて、スキルアップや昇進のために受験するという方もいます。
認定看護師の資格を持っていると転職や就職のときに優遇されますし、最初から主任や看護部長といった待遇で迎えられることもありますので、人気の資格となっています。
教育課程での時間数も多いために、人気の資格ではありますが、そのための時間を割くのが難しいという方もいますので、受験される際には、色々と準備してから臨むようにして下さい。
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