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保健師
看護師が「患者や利用者の看護をすること」をメインの仕事としているように、保健師というのは「地域の人や利用者が病気にならないように予防する」ということがメインの仕事となります。
就職先として、一番多いのが、「産業保健師」といわれる「企業に属する保健師」が最有力就職先です。企業の中にある「医務室」や「健康管理室」などで働くのが一般的ですね。
保健師になるためには、一般的には看護師の資格を持っていなければなりません。看護師の資格を持っているのなら、1年間の教育課程を修了すれば保健師の受験資格がもらえます。
それだけでなく、看護師の免許を持っていなくても、4年制の看護大学を受験すると、卒業時には看護師資格と保健師資格の両方を受験することが可能になります。
看護師は、病気になってしまった人を看護するのが仕事ですが、保健師というのは、病気の人を作らないというのが仕事になりますので、2つの職業は似ているようで違うものになります。
保健師を続けていく上での遣り甲斐や喜びというのは、自分が受け持っている利用者が長い間病気や疾患に罹らないというのが最大の喜びとなります。
また、看護師は病院勤務が多いですが、保健師は企業勤務が多いので、カレンダーどおりに休日が取れることが多く、勤務時間も企業に合わせて働くというようになることが多いです。しかし、年収や福利厚生も企業に合わせた形になることが多いので、就職先を決めるときには十分に検討する必要があります。
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