長い労働時間
看護師というのは、とにかく労働時間が長いということで有名です。一昔前までは、2交代制で、1日12時間労働というのが普通でした。
近年では3交代制が浸透してきたせいか、大手の病院などでは3交代制で、基本的には8時間労働となっているところが多いです。しかし、3交代制になったからといって、労働時間が短くなったというわけでもなく、超過勤務が多いのも、看護師業界では一般的です。
全体的に見れば、かなり労働時間は短縮されている傾向にありますが、部分部分で見たときには、残業も多くなっているので、収入に関しては増えていることも多いようです。看護師は福利厚生がしっかりとしているので、残業した分に関してはちゃんと支払われることが多いです。一般企業などの場合は、「サービス残業」ということも多いですが、看護師業界では、「サービス残業」も少なく、残業代がしっかりと支給されることもポイントの一つです。
3交代制になったことで、労働時間がバラバラになってしまって、2交代制の頃の方が良かったという看護師も少なくなく、そのような方のために、現在でも2交代制で勤務できる病院もあります。もし、今の自分の労働環境が劣悪だと感じるのなら、労働環境の良い病院へ転職するというのも、手段の一つだと覚えておいてください。
看護師はどの施設でも欲しがっている職業なので、転職先に優遇されやすい状況にあります。転職するときには、前もって自分の希望条件などを決めておくことも大切です。
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