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保健所、保健センターの仕事

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保健所や保健センターというのは各都道府県に1つは設置されている施設になりますが、基本的には「治療」や「看護」というものではなく、「予防」が最優先業務となります。

そのために、最先端の医療や論文などに触れることが出来る施設でもあり、看護師というよりは研究者という側面が多いのも特徴です。

インフルエンザの予防や食中毒の発生に注意を促すことが主業務となっていて、一応は、産業看護師に含まれる職業となります。

勤務形態としては、日勤がほとんどになっていて、祝祭日は基本的に休日となっています。土曜日が休みになるかどうかは働いている場所によっても変わってきますが、基本的には2回に1回は休めるというのが通例のようです。

企業の定期健診や健康診断、地域の予防接種などで、医師の補佐をするのが仕事になります。怪我をして運び込まれるという患者もいませんので、看護技術は身に付かないかもしれませんが、予防に対する知識は、病院の看護師とは比べ物にならないぐらいに身に付くことになります。

1つの保健所や保健センターで働ける看護師の数は5~10人となっているので、病院に比べると少ないですし、施設の数も少ないので、働く機会自体が無いかもしれませんが、看護師の中では人気の職種の一つとなっています。

他にも、地域で看護師が必要な状況になったときには借り出されることもありますので、幅広い知識を身につける必要があることも特徴の一つです。


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