人体の構造と機能
毎年、看護師の資格を受験する方が苦手とする科目の一つに挙げるのが「人体の構造と機能」となっています。これは、文字通り人体の構造と、それにまつわる機能を答える科目となっていて、全体の流れを覚えてしまえば点数の取りやすい分野となっているのですが、それを覚えることが難しくなっているのも特徴です。毎年30点~40点ぐらいの配点がされているので、この分野で点数を稼げないと痛いです。
基本的には「○○に適切なのはどれか?」とか「○○の説明で正しいのはどれか?」というような問題が多いので、消去法である程度まで絞れることが特徴です。
また、論述的な問題は少なく、「これの機能はコレ」というように覚えられれば一番手っ取り早いでしょう。毎年出題されるのは、「骨」や「筋」に関する問題となっていますので、中心から順番に全ての骨や筋の構造と機能を覚えるようにすればかなり楽になります。
デッサンなどをすれば左脳と共に右脳にも記憶が蓄積されるので、絵が苦手だという方でも、自分なりのデッサンで骨や筋のデッサンをすると記憶に残りやすいです。
そのほかの学習方法としては、単語帳などで覚えるのもいいかもしれませんね。この分野は過去の出題傾向から見るというよりも、人体の構造を覚えたほうが効果的です。
骨や筋だけでなく、ホルモンや生理作用もおぼえておく必要がありますので、単純な暗記しなければならない量としてはかなりの量になります。そのため、試験を受ける半年以上前から取り組んでおくことが必要です。
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