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専門看護師
専門看護師というのは、看護師からのスキルアップとして、ある特定の分野での、専門性が公的に認められる資格となります。
現在、専門看護の分野としては、10個の分野があり、これらに専門的な看護の技術があると認められると、資格を取得することが出来ます。
資格を受験するための条件としては、以下の3つの条件があります。
１．看護師、保健師、助産師のどれかの資格を有していること
２．専門看護師のカリキュラムの教育課程を修了していること
３．実務経験が5年以上あり、そのうち受験する専門分野での実務経験が3年以上あること
この3つが条件となりますので、最短で看護師になった方でも、専門看護師の資格が受験できるのは27～28歳ぐらいになります。専門看護師は5年間で資格が切れてしまうので、5年ごとに「更新試験」というものを受けなければいけません。更新時には、それまで5年間の看護実績や研究実績などを見られることになりますので、資格を取得して勤務をしていないと資格を剥奪されることにもなります。
専門看護師でも、10個の分野の中には小児看護や老人看護などもあり、一般の看護師が行う内容も含まれています。そのため、専門看護師の資格を取得すると、就職や転職の際に、主任や看護部長での待遇での勤務ができることもありますので、年収や福利厚生の待遇が一般看護師と比べて優遇されるケースが多いようです。そのために、学生の間に専門看護師の教育課程を修了しておくという看護師も増えてきています。
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