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母性看護学

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母性看護学というのは主に「母親」や「女性」を対象にした看護学になりますが、「子供」も対象となっています。

近年では少子高齢化となっていて、核家族化が進んでいます。そして、晩婚となっていて、女性の平均結婚年齢も30歳に突入しようとしていますので、晩婚化が進み、ますます子供を埋めないような状況になりつつあります。

妊婦の死亡事故や乳幼児の事故死などのニュースは日常茶飯事ですし、子供の自殺問題や虐待などはニュースで流れない日がないぐらいです。

これらの親子の心の問題なども看護師は看護援助することが出来なければなりませんので、このような技術や知識を身につけるのが母性看護学の目的となります。

母性看護学で一番初めに行うのは、「性と生殖について」となっていて、健康問題と同時に生まれてくる子供についても学びます。

科目では、概論や演習、実習となっていますが、母性看護学の実習では、実際に妊娠期や分娩期にある妊婦の協力を経て、助産師と共に実習を行うこともあります。その後、新生児の実習と共に、病院以外にも保育施設などで実習を行うこともあり、様々な場所で実習を受けることになります。

母体と子供の看護の学習をするだけでなく、近年多くなってきた「不妊治療」についての看護を行うことも多くなってきました。「子供を安心して生むことが出来る」という年齢が高齢になってきたせいか「子供を生みたくても生めない」というような身体になってしまっている人も多く、近年では不妊治療で病院を訪れる方も多くなっています。

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